仕事が楽しいと思えない人必見!仕事が楽しい人の共通点に学ぶ、仕事を楽しむ7つのコツ
仕事が楽しいと思ったことがない、という人はいませんか?しかし、一般的には平日の一日のうちの大半の時間を、人は仕事に費やしています。仕事が楽しいと思えないままでは、とってももったいない。よくよく見てみると、仕事が楽しい人には共通点があるようです。この共通点から、仕事を楽しむためのコツを見つけ出しましょう。
「仕事が楽しい」と感じる7つの法則
社会人になると自分の時間の中で最も長い時間を占めるといえる、仕事というもの。働いていく中で「仕事が楽しい」、「今の仕事を天職と感じる」、「お礼を言われたときに嬉しいと感じる」、「やりがいがある」など様々な仕事が楽しい理由を耳にする一方で、「生活のために仕方なく働いている」、「怒られてばかりで辛い」、「残業ばかりで自分の時間がない」といった、仕事が楽しくない理由も多く耳にします。
「仕事が楽しい」と感じる方は、どのような共通点があるのでしょうか。まずは、「仕事が楽しい」と感じる7つの法則をご紹介していきます。
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創意工夫をすると仕事は楽しい
仕事をしていて上司や先輩の指示をただひたすら聞き、それを必死にこなしている時期というのは、誰しも仕事が辛いのではないでしょうか。ここには、仕事に対する目的意識といったものがまだ入り込める余地がなく、自分の頭で考えるということがいかに人間にとって重要なのかということを感じさせられます。
ある程度経験を積み、周りが見えだしてくる頃、これはどうすればより良くなるか、効率や業績アップの仕組み、お客様に喜んでもらえる仕組み、より利用してもらえる仕組みなど、仕事には自分が考えて何かが変わる余地がたくさんあることに気づくことで、仕事はがぜん面白くなります。
そこに結果が伴うことが仕事としてはもちろん重要ですが、自分で仕事をより良いものにどうすればいいか、といったことに常に頭を使いながら仕事をしている人は、間違いなく仕事が楽しいと感じている人でしょう。
人間関係が円滑だと楽しくなる
人間の仕事を辞めたいという気持ちが起きるときは、仕事内容が辛い、忙しすぎるといったことでマスキングされていても、多くは人間関係に対する心情的なものによるという話もあります。それくらい職場の人間関係は、仕事に対する気持ちに大きく関わるという人が多いようです。
逆に仕事を一緒に進める上司との相性が良かったり、同僚で助け合える、理解してくれる仲間がいるというのは、仕事自体もスムーズに進めやすく、仕事が楽しい、そんな気持ちにも繋がるでしょう。職場で、一人でも良いので一緒に仕事を助け合い、時には愚痴も吐きあえる仲間ができると自分の気持ちも楽になりやすいでしょう。
もちろん、それに対しては自らの気持ちの方向性が大切です。毎日のあいさつやお礼、笑顔などの人の方向に向かっているコミュニケーションは仕事だけでなく、どのような場面でも人間関係を円滑にする重要なエッセンスです。
自分の仕事に自信があるから楽しい
「あの人は自分よりも仕事ができる」、「あの人は自分よりもお給料を多く貰っている」、「あの人は自分よりも良い就職先に就職した」など、他人と自分を比較する行為は不平不満を呼びやすいと言われています。そのため、仕事の楽しさを見い出せなくなり、悪循環となってしまいます。更に、上記のような感情は、自分への自信喪失にも繋がります。
人によって得意不得意があり、自分のペースがあります。他人と比較してばかりだと、焦りが生じるため自分のペースが乱れ、普段ならできることもままならなくなってしまう恐れがあります。他人と自分を比較する行為は、嫌々働く大きな原因の1つになりやすいので、「自分は自分」の精神で仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。
時間が上手に使える人は楽しい
通勤時間はどのように過ごしていますか?「仕事が楽しい」と感じている方は、少しの空き時間でも、時間を有効的に使っていることが特徴の1つだと言われています。「好きな音楽を聴く」、「読書を楽しむ」など、自分の趣味に時間を使う方や、「資格取得のために勉強をしている」、「つま先立ちでつり革に掴まり、ダイエットをしている」など、自分磨きのために時間を使う方もいます。このように、様々な方法で時間を上手に使ってみてはいかがでしょうか。
満員電車でそれどころではない方も、1本電車を早めるだけで、いつもより人が少ない場合があります。いつも満員で息苦しさを感じている方も、少しスペースがあることでリラックスでき、イライラを解消できるかもしれません。運動不足の方は、エスカレーターは使わずに、階段を使うだけでも、効果的な運動方法を毎日のように続けることができるので、オススメです。また、電車からの景色を眺めることで、気になるお店や、気になるスポットを発見することもあるそうです。
目標があるから楽しい
自分にないと思っていた資質を仕事の中で発見できたり、具体的に仕事で昇進したり役職がつくというのも、会社からの評価を得られるほど自分の力が認められる成長をしたひとつの証だと言えます。給料や収益が上がることで感じる人や、より高度な仕事を任させることで、喜びややりがいを感じる人もあるでしょう。
自分が仕事がしやすい環境であっても、停滞している時はもう一つ仕事を楽しいという実感が感じられないことが多いものです。そんな時は、具体的な目標を自分に課すことも良いでしょう。
3年後には次の役職試験をクリアする、5年後には独立を目指すなど、大きな目標を持つことで仕事に対しての自分の気持ちもずいぶん変わってきます。
誰かの役に立てるから楽しい
何らかの事情で突然仕事を辞めると、人から「ありがとう」や「良くやってくれたね」といった、他人が自分を評価してくれる言葉を全くといっていいほど聞くことがなくなります。
これは経験してみるとけっこう堪えるもので、自分は今まで誰かからありがとう、と言われたくて仕事をしていたのかな、と自分に問うほどインパクトがあるものです。
それだけ、自分の仕事が誰かの役に立っている、社会の役に立っているという自覚は、仕事を楽しく続けていくことに対して大きいもなのではないでしょうか。ちょっとしたことでもいいのだと思います。自分が誰かを喜ばせることができるというのは、仕事をすることにとって大きな励みとなるでしょう。
自分から「楽しさ」を見つけるから楽しい
何事にも自分から「楽しさ」を見つけることが上手な方は、「仕事の楽しさ」を見つけることも上手です。「自分には向いていない」、「つまらない」と最初から否定的になるのではなく、自分から「仕事が楽しい」と感じるポイントを見出してみてはいかがでしょうか。
とは言うものの、「楽しさ」を見出すことはとても難しいですよね。様々な見出し方があると思いますが、その中でもオススメしたいのが、「自分にしかできないことを見付けること」です。「私ならひと工夫加えることができる」、「これなら自信がある」など、何でも良いので、自分の能力が活かせる仕事を見つけると、やりがいを感じることができると同時に、仕事の面白さも感じることができると言われています。
仕事の種類によってその差はある?
職業の共通点はなく、皆自分に合った仕事に就いている
「仕事が楽しい」と感じている方の職業は「医療関係」、「事務職」、「接客業」など人によって様々です。職業に関しての共通点はありませんでしたが、「仕事が楽しい」と感じている方の共通点は「自分に合った仕事に就けている」というものでした。黙々と作業ができる仕事が自分に合っている方や、お客様との会話が好きな方、営業成績が上がるとやりがいを感じる方など、人によってそれぞれ「仕事が楽しい」と思えるポイントが違うようです。
しかし、「自分に合った仕事に就く」というのは難しいですよね。実際に働いてみて、初めて気付くことが多いのではないでしょうか。その中でも自分に合った仕事に就くためには、自分が得意なことを仕事にすることが良いと言われています。人は得意なことを楽しいと感じることが多いそうです。まずは自分の特技を見つけることから探してみるのもいいかもしれません。
「仕事が楽しくない」と感じる人の共通点
仕事が楽しいと思ったことが1度もない方は、全体の4割以上だと言われています。全く楽しみが無く、毎日働くのはとても辛いものがありますね。「仕事が楽しくない」と感じる方には、いくつかの共通点があるようです。下記でその共通点と、解決策を詳しくご紹介していきます。
やりがいを見出すことができない
アルバイトを始めたばかりのころや、新入社員の頃に「なぜこの仕事をやっているのだろう」と感じる方が多いといわれています。まだ仕事で重要なポジションを任されてはおらず、雑用ばかりになってしまう時期なため、どうしてもつまらなく感じることが多くなってしまう傾向にあるようです。
そんなときは、「今やっている業務を、重要な業務だと認識すること」をオススメします。例えば、簡単な資料作成は、誰が見ても分かりやすく、見やすく作成することができているでしょうか。一見些細な仕事に感じても、会社にとっては重要な資料の1つかもしれません。どんなことにも一生懸命取り組むことができると、周りの評価が上がります。また、意義を見つけることで、自分の仕事に対する考え方も変わるかもしれません。
毎日同じことの繰り返しでつまらないと感じている
長年同じ職場に勤めていると、「仕事がつまらない」と感じる方が多いようです。仕事に余裕ができ、自分のペースを把握しているため、会社にとって大きな戦力となっているでしょうが、毎日同じ作業の繰り返しを「つまらない」と感じてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
そんな方にオススメなのが「目標を掲げること」です。「昨日は3時間かけた業務を2時間半で終わらせよう」、「昨日は5つの業務を終わらせたから、今日は7つの業務を終わらせよう」など、向上心を持って仕事に取り組むと、また違った楽しさを見出すことができるかもしれません。その向上心は、自分がより成長するための促進にも繋がってくるでしょう。
今の仕事が自分に向いていないと感じている
仕事で思うような成果が出なかったり、ミスが続いてしまうと、「今の仕事は自分に向いていない」と感じる方が多いと言われています。一度その気持ちになると、気持ちを切り替えるのが大変ですよね。しかし、すぐに転職を考えるのではなく、まずは、自分で仕事を楽しいものにするために率先して行動したのかを、振り返ってみましょう。
次に「なぜ今の仕事は自分には向いていないのか」、「どんな仕事なら自分に向いているのか」を考えてみましょう。今の会社で、自分の得意不得意を明確にしてから転職を考えても遅くはないはずです。転職グセを付けないために、自分の得意不得意や、自分のやりたい仕事、やりたくない仕事をきちんと明確にしてから転職に向けて具体的に行動しましょう。仕事なので辛い時やミスが重なる時期もあります。そして、その時期は多くの方に訪れるものです。もう少し今の会社で頑張るというのも、1つの方法です。
職場で様々な悩みがある
人間関係や仕事内容、給料など、社会に出ると様々な悩みに直面すると思います。小さな悩みだと思い、我慢してはいませんか?その悩みが次第に増え、重なり合って大きくなり、自分の中で消化しきれないものになってしまってからでは遅いのです。そんな方にオススメなのが、今ある悩みを整理するために自分の悩み書き出すことです。メモでも自宅のパソコンでもいいので、簡単な箇条書きで試してみることをお勧めします。
例えば「お給料が少ない」、「苦手な上司がいる」など、自分が思った不満な点をどんどん書きましょう。そしてその後に、解決策を書き出してみましょう。「お給料が少ない」に関しての解決策は、「今住んでいる家よりも家賃が安い物件を探す」、「毎日飲料を購入しているので、水筒を持参する」など、自分なりの解決策を書き出してみましょう。文章にして落ち着いて考えてみると、案外解決策が思い浮かんでくるものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「仕事が楽しい」と感じる7つの法則を、重点的にご紹介させていただきました。せっかくなら「仕事が楽しい」と感じながら、毎日を充実して過ごしたいですよね。「仕事が楽しい」と感じるためには、ちょっとした気持ちの持ちようや、時間の使い方がポイントだったのです。どれも明日から実践できるものばかりなのが印象的なように思えます。
いかに「仕事の楽しさ」を自分で見出すことができるか、というのも大切ですね。しかし、つい悪いところばかりに目がいってしまい、良いところをたくさん見つけることは難しいように思えます。「仕事が楽しくない」と思う方が多いのはある意味当然の結果なのかもしれません。
ですが、それを乗り越え、「楽しさ」を見出している方は表情もキラキラして見え、周りの方からも魅力的に映ると言われています。この記事を読んで少しでも「仕事が楽しい」と感じる手助けになることができたのなら幸いです。日々が充実するように、まずはひとつだけでも、あなたのペースでいいので、何か挑戦してみませんか?
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